「突き指で“引っ張る”は間違い!スポーツで起こる指のケガを接骨院が解説|豊川市」
2026/09/03
豊川市・豊橋市で突き指について、お困りごとのある方へ
「突き指したら、とりあえず指を引っ張っておけばいい」
スポーツをしている方なら、一度くらい聞いたことがあるかもしれません。
しかし、突き指をした直後に自分で指を強く引っ張ることはおすすめできません。
なぜなら「突き指」という言葉は、正式なケガの名前ではなく、指先などに強い力が加わって起こったさまざまなケガをまとめて表現していることが多いからです。
軽い打撲や捻挫のこともありますが、
・靭帯損傷
・掌側板損傷
・腱損傷
・骨折
・脱臼
・骨折を伴う脱臼
・マレットフィンガー
などが隠れている可能性もあります。
その状態で無理に指を引っ張ってしまえば、傷ついた組織にさらに負担をかけてしまう可能性があります。
特にバスケットボール、バレーボール、野球、ハンドボール、柔道など、手や指をよく使うスポーツでは突き指は非常に身近なケガです。
また、ボルダリング・クライミングでも、ホールドを取り損ねたときや着地時に手をついたときなどに指を痛めることがあります。
今回は豊川市小坂井町にある≪ふうりん接骨院≫が、
「なぜ突き指を引っ張ってはいけないのか?」
という疑問を中心に、スポーツで起こる突き指について詳しく解説していきます。
そもそも「突き指」とは?
まず知っておきたいのが、
「突き指」という名前のケガがあるわけではない
ということです。
「突き指」という受傷方法があるだけです。
一般的には、指先にボールなどが当たったり、指を強くぶつけたりして痛めた状態を「突き指」と呼びます。
例えばバスケットボールでパスを受けようとしたとき。
ボールを手のひらで受けることができれば問題ありませんが、ボールが指先に直接当たると、指の長軸方向に大きな力が加わります。
また、指が伸びた状態で横方向や反る方向へ力が加わることもあります。
このとき、どの方向から、どの程度の力が加わったのかによって傷つく組織は変わります。
つまり、
「突き指=全部同じケガ」ではありません。
ここが非常に重要です。
「突き指したら引っ張る」はなぜ間違い?
昔から、
「突き指したらすぐ引っ張れ!」
と言われることがあります。
しかし、突き指をした直後に原因が分からないまま指を引っ張ることはおすすめできません。
例えば、指の関節を支えている靭帯が傷ついているとします。
そこへさらに強い牽引力を加えれば、損傷した組織へ余計なストレスを加えてしまう可能性があります。
さらに怖いのが、
骨折や脱臼が隠れているケースです。
「ただの突き指だと思った」
「腫れていたけど動かせたから大丈夫だと思った」
というケースでも、実際には骨折していることがあります。
ケガの状態が分からないまま、
「引っ張れば治るだろう」
と自己判断するのは避けましょう。
突き指では指の中で何が起こっている?
指は小さいですが、実は非常に複雑な構造をしています。
骨だけではありません。
関節を安定させる靭帯、指を曲げ伸ばしする腱、関節を保護する組織など、多くの組織が協力して動いています。
そのため、指先に強い力が加わるとさまざまな部分を傷める可能性があります。
代表的なものを見ていきましょう。
① 指の靭帯損傷
指の関節には、関節が横方向へグラグラしないように支える靭帯があります。
スポーツ中にボールが指へ斜めから当たったり、相手選手と接触したりすると、関節が強制的に横へ曲げられることがあります。
このとき靭帯に強いストレスが加わります。
軽度であれば靭帯が伸ばされる程度ですが、強い外力が加わると部分的あるいは大きく損傷する可能性があります。
症状としては、
・関節周囲の痛み
・腫れ
・内出血
・指を横方向へ動かしたときの痛み
・握ったときの痛み
などがみられることがあります。
② 掌側板損傷
突き指で注意したいものの一つが掌側板損傷です。
掌側板は、指の関節が必要以上に反り返らないように支えている組織です。
ボールが指先へ当たり、
指が強制的に反らされる
ことで損傷することがあります。
バスケットボールやバレーボールなどでは比較的起こりやすいタイプのケガです。
関節の手のひら側に痛みや腫れが出ることがあります。
「ただの突き指だから」
と放置してしまうと、関節の動かしにくさが長く残る場合もあるため注意が必要です。
③ 骨折
突き指でも骨折することがあります。
「骨折なら指が動かないでしょ?」
と思われるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
骨折していても指をある程度動かせるケースがあります。
そのため、
「動くから骨折ではない」
とは判断できません。
強い腫れや内出血、変形、限局した強い圧痛などがある場合は特に注意が必要です。
成長期の子どもでは、骨端線周囲を傷めることもあります。
スポーツをしている小中学生・高校生の突き指では、大人以上に慎重な判断が必要になるケースがあります。
④ 脱臼
強い力が加わることで、指の関節が本来の位置から外れてしまうことがあります。
明らかに指の形がおかしい場合はもちろんですが、一度脱臼して自然に戻っている場合もあります。
その場合、
「戻ったから大丈夫」
と思ってしまいがちです。
しかし脱臼した際には、周囲の靭帯や関節包なども傷ついている可能性があります。
自分で無理に引っ張って関節を戻そうとすることも絶対に避けましょう。
変形を伴う場合などは、医療機関での評価が必要です。
特に注意したい「マレットフィンガー」
突き指に関連して知っておいてほしいのが、
マレットフィンガー(槌指)
です。
ボールなどが指先に当たり、伸ばしていた指のDIP関節(第一関節)が強制的に曲げられることで起こります。
その結果、指を伸ばす腱が傷ついたり、腱が付着している骨の一部が骨折したりすることがあります。
特徴的なのが、
指先を自力でまっすぐ伸ばせなくなる
ことです。
「痛みがそれほど強くないから大丈夫」
と放置してしまうケースがありますが、適切な評価が必要なケガです。
突き指をしたあとに、
「指先だけ垂れ下がっている」
「反対の手を使えば伸びるけれど、自分では伸ばせない」
という場合は注意してください。
突き指しやすいスポーツ
突き指はさまざまなスポーツで起こります。
特に多いのは、ボールを手で扱う競技です。
バスケットボール
パスを受け損ねたとき、リバウンドを取るとき、ルーズボールへ手を伸ばしたときなどに指先へボールが直撃することがあります。
特に初心者ではボールを指先で受けてしまいやすいため注意が必要です。
バレーボール
ブロックやレシーブなどで指へ強い力が加わります。
ブロック時に指が一本だけボールへ引っ掛かり、横方向や反る方向へ大きな力が加わるケースもあります。
野球・ソフトボール
捕球時にボールがグローブから外れ、指先へ直接当たることで突き指することがあります。
スライディングで手をついた際に指を痛めることもあります。
ハンドボール
ボールのスピードが速いため、キャッチのタイミングがずれると指へ大きな負担がかかります。
柔道・格闘技
相手の道着をつかんでいる状態で指が引っ掛かったり、転倒した際に手をついたりすることで指を痛める場合があります。
ボルダリング・クライミングでも指のケガには注意
ふうりん接骨院ではスポーツをする方の身体のケアに力を入れていますが、特にボルダリング・クライミングでは指の状態がパフォーマンスに大きく関係します。
クライミングでは一般的な球技の「突き指」とは少し違った指のトラブルも多くあります。
例えば、
・カチ持ち
・ポケットホールド
・強いデッドポイント
・ホールドから指が抜ける
・着地で手をつく
などです。
特にカチ持ちでは、指の屈筋腱やプーリーなどへ非常に大きな負荷がかかります。
そのため、
「指を痛めた=全部突き指」
と考えないことが大切です。
どの動きで、どこへ、どの方向の力が加わったのか。
これを確認することが重要になります。
突き指した直後はどうすればいい?
では、スポーツ中に突き指してしまった場合、どうすればよいのでしょうか。
まず大切なのは、
無理に引っ張らないこと。
そして、競技をそのまま続けられる状態なのかを確認します。
「少し痛いだけだから」
と無理をすると、再びボールが当たったり、転倒したりした際に負担が大きくなる可能性があります。
強い痛みや腫れがある場合は競技を中止しましょう。
受傷直後は必要に応じて保護を行い、腫れなどの状態を確認します。
ケガの初期対応では、現在は単純に「冷やせばいい」という考え方だけではなく、組織の状態や回復過程まで考えることが重要です。
ふうりん接骨院ではスポーツ外傷に対してPOLICEの考え方を重視しています。
・Protection:保護
・Optimal Loading:適切な負荷
・Ice:冷却
・Compression:圧迫
・Elevation:挙上
特に重要なのが、
Optimal Loading=適切な負荷
という考え方です。
ずっと動かさなければよいわけでも、痛くても動かせばよいわけでもありません。
ケガの状態に合わせて適切な刺激を入れていくことが、スポーツ復帰を考えるうえで重要になります。
「冷やす?温める?」より先に確認したいこと
突き指すると、
「冷やした方がいいですか?」
とよく聞かれます。
もちろん受傷直後の状態によって冷却を使用することはあります。
しかし、それ以上に重要なのが、
何を傷めているのかを確認することです。
骨折しているのに湿布だけ。
脱臼しているのに指を引っ張る。
靭帯を傷めているのに翌日から全力でスポーツをする。
これでは適切な対応とは言えません。
まずケガの状態を把握することが重要です。
突き指したらテーピングして試合に出てもいい?
スポーツ選手にとって非常に気になるところだと思います。
「明日試合なんです」
「大会まであと3日しかありません」
こういった相談もあります。
しかし、
テーピングをすればどんな突き指でも競技を続けられるわけではありません。
テーピングは万能ではありません。
損傷した組織を補助したり、特定方向への動きを制限したりする目的で使用することはありますが、骨折や重度の損傷などでは競技継続が適切でない場合もあります。
まず状態を確認し、
「どの動きを制限する必要があるのか」
「競技を続けても問題ない状態なのか」
を考える必要があります。
突き指を放置するとどうなる?
軽い突き指であれば、時間の経過とともに症状が落ち着くケースもあります。
しかし、
すべての突き指が自然に問題なく治るわけではありません。
例えば、関節周囲の損傷後に腫れや痛みが長く残ったり、指が曲げにくくなったりすることがあります。
スポーツでは、
「日常生活では痛くないけど、ボールを受けると痛い」
「普通に握れるけど、クライミングでカチを持つと痛い」
といった状態もあります。
日常生活に支障がないことと、
スポーツへ完全復帰できることは別です。
ここは非常に重要です。
「痛くなくなった=治った」ではない
スポーツ障害やスポーツ外傷全般に言えることですが、痛みだけで復帰を判断するのはおすすめできません。
指の場合であれば、
・関節可動域
・握る動作
・指を伸ばす動作
・関節の安定性
・圧痛
・腫れ
・競技特有の動作
などを確認する必要があります。
例えばバスケットボール選手なら、
ボールを持つ、ドリブルする、パスを受ける、シュートする。
クライマーなら、
オープンハンド、カチ持ち、ピンチ、ポケットなど。
競技によって指へ求められる能力は違います。
だからこそ、
「スポーツ復帰まで考えたケア」
が重要になります。
突き指を繰り返す原因は?
一度突き指すると、
「また同じ指をやった」
ということがあります。
単純に偶然の場合もありますが、関節の動きや安定性が十分に戻っていない状態でスポーツへ復帰しているケースも考えられます。
また、
「怖いからずっと動かさない」
という状態が長く続くと、関節が動かしにくくなる場合もあります。
私が整形外科に勤務している際にも、中指を突き指して→リハビリ→リハビリ卒業 となった学生さんが、次の日にまた診察に来院してきており、「違う指を突き指した」というケースもありました。
重要なのは、
保護する時期と動かしていく時期を適切に判断すること。
スポーツ復帰では、このバランスが大切です。
こんな突き指は早めに相談を
次のような場合は「いつもの突き指」と自己判断せず、早めの評価をおすすめします。
・指の変形がある
・強く腫れている
・内出血が強い
・指を自力で曲げられない、または伸ばせない
・指先が垂れ下がっている
・関節が明らかにグラグラする
・特定の骨の部分を押すと非常に痛い
・数日経過しても痛みや腫れが強い
・しびれや感覚の異常がある
・子どもが強く指を痛めた
骨折や脱臼などが疑われる場合には、医療機関で画像検査が必要になることがあります。
バスケットボールを授業で行っており、ボールを追いかけて壁に激突。指の脱臼と骨折で来院した子もいました。
脱臼の整復、骨折の固定も無事に済み、後遺症もなく生活できていますが、整形外科への受診を定期的に行っていただいております。
必要に応じて適切な医療機関を受診しましょう。
子どもの突き指は特に注意
部活動やクラブチームでスポーツをしている小中学生・高校生にも突き指はよく起こります。
しかし、成長期では大人と骨の状態が違います。
そのため、
「大人なら捻挫で済むような力でも、成長期では骨の成長に関係する部分を傷める」
可能性があります。
子どもが、
「ボールが当たっただけ」
と言っていても、腫れや痛みが強ければ注意が必要です。
特に大会前などでは、
「休みたくない」
「レギュラーから外れたくない」
という気持ちから痛みを隠してしまうこともあります。
指の状態をしっかり確認したうえで、復帰を判断することが大切です。
私自身も小学生の時は、指ではありませんが足首を捻挫しても病院に行くのが嫌で、その日は教師や親にも「大丈夫」と言って受診をしませんでした。翌日、腫れがひどくなり近くの整形外科に受診した結果、骨折しておりました。気を付けましょう!
突き指予防のためにできること
スポーツ中の突き指を100%防ぐことは難しいですが、リスクを減らすためにできることはあります。
例えば球技であれば、
ボールを指先だけで受けないこと。
手のひら全体を使ってボールを受ける技術は重要です。
また、競技前に手指を動かしておくことも大切です。
一度指を傷めた経験がある選手では、必要に応じてテーピングなどを利用する場合もあります。
ただし、テーピングは「とりあえず巻けばいい」ものではありません。
どの関節を、どの方向から保護したいのかによって巻き方も変わります。
ふうりん接骨院ではスポーツ復帰まで考えます
豊川市のふうりん接骨院では、単純に、
「痛いところだけを見る」のではなく、
スポーツへ戻るために何が必要なのか
という視点を大切にしています。
突き指の場合も、
どのように痛めたのか、どの方向へ力が加わったのか、どの関節が痛いのか、どの動作で症状が出るのかなどを確認していきます。
必要に応じて、
・患部の状態確認
・関節可動域の確認
・スポーツ動作の確認
・テーピング
・復帰に向けた運動
・セルフケアのアドバイス
などを行います。
また、骨折や脱臼などが疑われ、画像検査などが必要と考えられる場合には、適切な医療機関への受診をご案内します。
「明日試合だから」こそ早めに相談してください
スポーツをしている方ほど、
「少しくらいなら我慢できる」
と考えてしまいがちです。
しかし、大切な試合があるからこそ、ケガをした直後の判断が重要です。
自己判断で無理をして悪化させてしまえば、その試合だけでなく、その後の練習や大会にも影響する可能性があります。
「試合に出られるのか」
「テーピングは必要なのか」
「どの程度動かしてよいのか」
こうした部分まで含めて考えていきましょう。
よく聞く言葉があります。
「こんな事なら、早く来てればよかった…」
後悔する前に、相談しましょう!
まとめ|突き指をしたら「引っ張る」のではなく状態を確認しよう
最後に、今回のポイントをまとめます。
突き指は単なる一つのケガの名前ではありません。
指へ強い力が加わった結果、
靭帯損傷、掌側板損傷、腱損傷、骨折、脱臼、マレットフィンガーなど、さまざまなケガが起こる可能性があります。
だからこそ、
「突き指したら、とりあえず引っ張る」
という対応はおすすめできません。
まずは指の状態を確認することが重要です。
そして、
「動くから大丈夫」
「痛みが少ないから大丈夫」
とも限りません。
特にスポーツをしている方は、日常生活で痛くないことだけではなく、競技に必要な動作まで問題なくできる状態へ戻していくことが大切です。
バスケットボール、バレーボール、野球、ハンドボール、柔道、ボルダリング・クライミングなどで指を痛め、
「これってただの突き指?」
「試合に出ても大丈夫?」
「テーピングした方がいい?」
「なかなか腫れが引かない」
と気になる方は、自己判断で無理に引っ張らず、一度状態を確認しましょう。
「たかが突き指」と思わずに、先を考え相談することをおすすめします。
豊川市でスポーツによる突き指や指の痛みでお悩みの方は、ふうりん接骨院へお気軽にご相談ください。
スポーツを続けることを前提に、競技復帰までしっかりサポートしていきます。
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ふうりん接骨院
住所:愛知県豊川市小坂井町大堀38−1
モデスト コザカイ 102
電話番号:0533-95-0192
豊川にてスポーツ特化の施術
豊川でボキボキしない整体を実施
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