サッカーで起こりやすい身体の痛み・スポーツ障害|足首・膝・股関節・太ももなど動作別に徹底解説
2026/08/22
サッカーをしていて、
「ダッシュすると太ももの裏が痛い」
「ボールを蹴ると股関節が痛い」
「切り返したときに膝が痛む」
「足首を何度も捻挫している」
「練習後になるとスネが痛くなる」
「かかとが痛くて思い切り走れない」
このような悩みはありませんか?
サッカーは「走る」だけのスポーツではありません。
ダッシュ、急停止、方向転換、ジャンプ、着地、キック、接触など、さまざまな動作を繰り返します。
そのため、身体にかかる負担も非常に複雑です。
同じ「膝が痛い」という症状でも、
・ダッシュすると痛い
・切り返すと痛い
・ボールを蹴ると痛い
・ジャンプすると痛い
・着地すると痛い
・練習後だけ痛い
では、考えるべき原因が異なる場合があります。
そこで今回は、サッカーをしている小学生・中学生・高校生・大学生・社会人の方に向けて、
「サッカーのどんな動作で、どこに痛みが出るのか?」
という視点から、身体のトラブルを詳しく解説します。
サッカーはなぜ身体への負担が大きい?
サッカーでは試合や練習中に、
・ジョギング
・ダッシュ
・急加速
・急停止
・切り返し
・キック
・ジャンプ
・着地
・相手との接触
などを何度も繰り返します。
しかも一定の動きではありません。
ボールや相手選手の位置によって瞬間的に動きを変える必要があります。
この「予測できない動作」がサッカーの特徴の一つです。
そのため、足首・膝・股関節・太もも・ふくらはぎ・腰など、特に下半身にはさまざまな負担がかかります。
サッカーで多い身体の悩み
まずは代表的なものを部位別に見てみましょう。
足首
サッカーで非常に負担がかかりやすい場所です。
代表的なのは、
・足関節捻挫
・足首の不安定感
・アキレス腱周囲の痛み
・足首前方の詰まり感
などです。
特に、
「昔捻挫した足首を何度も捻る」
という選手は注意が必要です。
一度の捻挫を「腫れが引いたから治った」と判断して競技へ戻り、足首の動き・筋力・バランス能力などが十分に戻っていない状態でプレーすると、不安定感が残ることがあります。
サッカーで足首を何度も捻挫するのはなぜ?
例えば、
「相手の足を踏んで捻った」
というケース。
これは偶発的な要素が強いでしょう。
しかし、
「特に大きな接触がないのに何度も同じ足首を捻る」
のであれば、別の視点も必要です。
チェックしたいのは、
・足首の可動域
・左右差
・足裏でバランスを取る能力
・片脚立ち
・片脚ジャンプ
・着地姿勢
・股関節の安定性
などです。
サッカーでは片脚で身体を支える場面が非常に多いため、足首だけでなく下半身全体のコントロールが重要になります。
切り返すと膝が痛い
サッカー選手からよく聞く悩みの一つです。
直線を走っているときは大丈夫なのに、
「方向転換すると膝が痛い」
というケースがあります。
切り返しでは、
走る
↓
減速する
↓
片脚で身体を支える
↓
方向を変える
↓
再加速する
という動作を短時間で行います。
ここで身体をうまくコントロールできないと、膝に大きな負担がかかることがあります。
切り返しで膝が内側に入ってない?
サッカーだけでなく、さまざまなスポーツで確認したいのが、
膝が内側へ入る動き
です。
いわゆる「ニーイン」と呼ばれる動きです。
ただし、
「膝が内側に入る=膝だけが悪い」
とは限りません。
例えば、
・股関節のコントロール
・お尻周囲の筋力
・足首の可動性
・足部の使い方
・体幹の安定性
などが影響する場合があります。
膝の痛みでも、膝だけを見るのではなく身体全体の動きを確認することが重要です。
ジャンプの着地で膝が痛い
ヘディングなど、サッカーでもジャンプ動作は多くあります。
問題になることがあるのが着地です。
特に、
・膝が内側へ入る
・上半身が大きく左右へ倒れる
・片脚で衝撃を吸収できない
・足首が十分に曲がらない
などがあると、着地時の負担が一部に集中することがあります。
「ジャンプできるか」だけでなく、
「安全に着地できるか」
もスポーツでは重要です。
ダッシュすると太ももの裏が痛い
サッカー選手で注意したいのがハムストリングスです。
太ももの裏にあるハムストリングスは、
・ダッシュ
・急加速
・急停止
・キック
などで大きな負荷を受けます。
特に、
「ジョギングでは大丈夫だけど全力で走ると痛い」
という場合は注意しましょう。
ジョギングと全力疾走では筋肉にかかる負荷が大きく異なります。
以前肉離れをしたことがある選手の場合、
「痛みがなくなったから」
という理由だけで全力練習へ戻すのではなく、段階的に速度を上げていくことが大切です。
後半になると太ももが張る
前半は問題ないのに、
試合後半になると太ももの裏やふくらはぎが張ってくる
という選手もいます。
こうした場合は単純な柔軟性だけでなく、
・疲労
・持久力
・練習量
・筋力
・フォーム
・コンディション
なども確認する必要があります。
特に大会が続いている時期は、疲労が抜ける前に次の試合を迎えることもあります。
「筋肉が硬いからストレッチ」だけではなく、練習量や休養も含めて考えましょう。
シュートすると股関節が痛い
サッカー特有の悩みとして、
「ボールを強く蹴ると股関節が痛い」
というものがあります。
キック動作では、蹴り脚を後方から前方へ高速で振ります。
そのため股関節周囲には大きな負担がかかります。
例えば、
・股関節前方
・鼠径部
・内もも
・下腹部付近
などに症状を感じる場合があります。
「股関節が痛い」といっても原因は一つではありません。
繰り返す場合は、股関節だけでなく骨盤や体幹を含めたキック動作全体を確認することも重要です。
ボールを蹴ると鼠径部が痛い
サッカーでは鼠径部周辺の症状も起こります。
キック、ダッシュ、方向転換などを繰り返す競技のため、
・内転筋群
・股関節周囲
・腹部周辺
などに負担がかかることがあります。
「ストレッチしても鼠径部の違和感が取れない」
という場合、単純な筋肉の硬さだけが問題ではないこともあります。
練習するとスネが痛くなる
成長期やランニング量の多い選手では、
「走っているとスネの内側が痛い」
という相談もあります。
シンスプリントなどが考えられる症状です。
特に、
・練習量が急に増えた
・久しぶりに練習を再開した
・走り込みが始まった
・合宿に入った
・硬いグラウンドでの練習が増えた
など、運動量が変化したタイミングには注意しましょう。
「ストレッチ不足だから」と決めつけず、練習量・足首・足部・下腿の状態などを総合的に見ることが重要です。
小学生・中学生のサッカー選手で膝が痛い
成長期では、大人とは違ったスポーツ障害にも注意が必要です。
代表的なのが、
オスグッド・シュラッター病
です。
膝のお皿の少し下あたりに痛みが出ることがあります。
特に、
・ダッシュ
・ジャンプ
・キック
・階段
・しゃがむ
などで痛みを感じることがあります。
「成長痛だから放っておけばいい」
と自己判断せず、痛みが強い場合や長く続く場合には状態を確認しましょう。
小学生のサッカーでかかとが痛い
成長期では、
かかとの痛み
が出ることもあります。
サッカーでは走る・ジャンプする・切り返す動作が非常に多いため、かかと周囲にも繰り返し負担がかかります。
特に、
「練習の後半になるとかかとが痛い」
「朝は大丈夫だけどサッカーをすると痛くなる」
「かかとの後ろを押すと痛い」
などがあれば、無理をして練習を続けないようにしましょう。
成長期にみられる踵の障害としてシーバー病などがあります。
練習中は大丈夫なのに練習後に痛いのはなぜ?
これも非常によくあるパターンです。
ウォーミングアップ後は身体が温まり、症状を感じにくくなることがあります。
そのため、
「動けば痛くないから大丈夫」
と思ってしまうことがあります。
しかし、
練習後に毎回痛む
↓
翌朝には少し良くなる
↓
また練習する
↓
再び痛む
というサイクルを繰り返しているなら、身体への負荷が回復を上回っている可能性があります。
サッカー選手がセルフチェックしたいポイント
身体の状態を確認するときは、痛い場所だけでなく動作も見てみましょう。
① 片脚立ち
左右それぞれで立ってみます。
身体が大きく揺れないか確認します。
② 片脚スクワット
膝が極端に内側へ入っていないか。
身体が左右へ大きく傾いていないか。
左右で違いがないか確認します。
③ 足首の曲がり方
しゃがんだとき、
・踵が浮く
・左右で深さが違う
・足首前方が詰まる
などがないか確認します。
④ ジャンプ・着地
軽くジャンプして着地したとき、
・膝が内側へ入る
・音が大きい
・身体が大きくぶれる
・左右差がある
などがないか確認します。
※痛みがある状態で無理にテストする必要はありません。
「痛い場所=原因」とは限らない
スポーツ障害を考えるうえで重要なポイントです。
例えば、
膝が痛い
からといって、必ずしも膝だけに問題があるとは限りません。
足首が硬い
↓
しゃがみにくい
↓
膝や股関節で代償する
↓
スポーツ動作で負担が集中するというケースも考えられます。
反対に、
股関節をうまく使えない
↓
切り返しで膝が内側へ入る
↓
膝への負担が増えるということもあります。
身体は一つのつながりとして動いています。
サッカーのケガ予防で「柔軟性」だけを見ない
スポーツ選手から、
「身体が硬いからケガをするんですよね?」
と聞かれることがあります。
もちろん柔軟性は大切です。
しかしスポーツでは、
柔らかい=ケガをしない
ではありません。
必要なのは、
・柔軟性
・筋力
・バランス
・動作コントロール
・疲労管理
・練習量
・睡眠や休養
などを組み合わせて考えることです。
練習量が急に増えたときは注意
夏休み、合宿、大会前などは練習量が増えやすくなります。
例えば普段週3回だった選手が、突然週6回練習する。
さらに試合も入る。
身体がその負荷に適応する前に練習量だけ増えると、さまざまな場所に症状が出ることがあります。
特に成長期の選手では、
「頑張れる=身体が耐えられる」
とは限りません。
休養もトレーニングの一部として考えましょう。
サッカーで痛みが出たら完全に休むべき?
これは状態によって異なります。
強い痛み、腫れ、内出血、歩行困難、関節の不安定感などがある場合には、無理に競技を続けず医療機関での評価が必要になることがあります。
一方、すべての症状で長期間完全休養すればよいとも限りません。
状態を確認したうえで、
・何を休むのか
・何ならできるのか
・どの負荷から再開するのか
を考えることが重要です。
サッカー復帰は段階的に
ケガから復帰するときに、
「痛くなくなったから今日から通常練習!」
と一気に戻すのは避けたいところです。
例えば、
日常生活
↓
軽いジョギング
↓
ランニング
↓
ダッシュ
↓
急停止
↓
方向転換
↓
ボールを使った練習
↓
対人練習
↓
通常練習
というように、徐々に競技特有の負荷へ戻していきます。
サッカーでは直線を走れるだけでは不十分です。
切り返す・蹴る・止まる・接触する
ところまで戻って、初めてサッカーへの復帰に近づいていきます。
ポジションによって身体への負担も変わる
FW・WG
ダッシュや急加速が多く、太もも周囲への負荷が大きくなりやすいポジションです。
MF
運動量が多く、繰り返し走る能力が必要になります。
疲労によるフォーム変化にも注意します。
DF
切り返し、急停止、ジャンプ、接触などさまざまな負荷がかかります。
GK
フィールドプレーヤーとは異なり、
・ダイビング
・ジャンプ
・着地
・キック
・セービング
などが多く、肩・手指・腰など上半身のトラブルにも注意が必要です。
症状から考えるサッカー選手のチェック表
「全力で走ると太ももの裏が痛い」
→ ハムストリングス周囲を確認。
「切り返すと膝が痛い」
→ 膝だけでなく股関節・足首・動作を確認。
「シュートすると股関節が痛い」
→ 股関節・鼠径部・骨盤周囲を確認。
「何度も足首を捻る」
→ 足首の可動性・安定性・バランスを確認。
「走るとスネが痛い」
→ 練習量・下腿・足首・足部などを確認。
「小学生でかかとが痛い」
→ 成長期特有の障害も考慮。
「中学生で膝下が痛い」
→ オスグッドなど成長期の障害も考慮。
「ジャンプ着地で膝が痛い」
→ 着地姿勢・股関節・足首まで確認。
こんな症状は早めに医療機関へ
スポーツ中の痛みをすべて自己判断するのはおすすめできません。
特に、
・強い腫れがある
・内出血が強い
・歩けない
・関節が明らかに不安定
・膝がロックする
・強い痛みが続く
・骨折が疑われる
・頭を強く打った
・しびれや筋力低下がある
などの場合には、スポーツを中止して適切な医療機関を受診してください。
豊川市でサッカーによる身体の痛みにお悩みの方へ
ふうりん接骨院では、サッカーをはじめスポーツをしている方の身体を、
「どこが痛いのか」だけでなく「なぜそこに負担がかかったのか」
という視点から確認します。
例えば膝の痛みであれば、
膝だけでなく、
・足首
・股関節
・骨盤
・筋力
・左右差
・片脚動作
・スポーツ動作
なども確認していきます。
特にスポーツ選手の場合、
日常生活で痛くないことと、競技を問題なくできることは別です。
サッカーへ復帰するなら、
走る
↓
ダッシュする
↓
止まる
↓
切り返す
↓
蹴る
ところまで考える必要があります。
まとめ|サッカーの身体の悩みは「動作」から考えよう
サッカーでは、
足首、膝、股関節、太もも、ふくらはぎ、腰など、さまざまな場所に負担がかかります。
大切なのは、
「膝が痛い」「太ももが痛い」で終わらせないこと。
「いつ痛いのか?」
「何をすると痛いのか?」
まで考えてみましょう。
ダッシュなのか。
キックなのか。
切り返しなのか。
着地なのか。
練習後なのか。
ここが分かると、身体の状態を考える大きなヒントになります。
そして同じ場所を何度も痛めている場合には、患部だけでなく身体全体の動きを確認することも重要です。
サッカーを長く楽しむためにも、「痛くなくなったら終わり」ではなく、もう一度思い切り走る・蹴る・切り返せる身体を目指しましょう。
豊川市で、
「サッカー中に膝が痛い」
「何度も足首を捻挫する」
「ダッシュすると太ももが痛い」
「子どもがサッカー後に膝やかかとの痛みを訴える」
「ケガから復帰したけれど思い切りプレーするのが怖い」
などのお悩みがありましたら、ふうりん接骨院までお気軽にご相談ください。
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ふうりん接骨院
住所:愛知県豊川市小坂井町大堀38−1
モデスト コザカイ 102
電話番号:0533-95-0192
豊川にてスポーツ特化の施術
豊川でボキボキしない整体を実施
豊川にてつらい腰痛へのサポート
豊川にて捻挫後の回復をお手伝い
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