ふうりん接骨院

【アキレス腱炎とは?】かかとの上が痛い原因・症状・スポーツとの関係を豊川市の接骨院が徹底解説

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【アキレス腱炎とは?】かかとの上が痛い原因・症状・スポーツとの関係を豊川市の接骨院が徹底解説

【アキレス腱炎とは?】かかとの上が痛い原因・症状・スポーツとの関係を豊川市の接骨院が徹底解説

2026/10/18

「朝起きて歩き始めると、かかとの上が痛い」

「ランニングを始めるとアキレス腱に違和感がある」

「ジャンプや着地を繰り返すと、かかとの後ろが痛くなる」

「ボルダリングでつま先に体重を乗せるとアキレス腱が痛む」

このような症状を経験したことはありませんか?

かかとの後ろからふくらはぎにかけて伸びているアキレス腱は、歩行・ランニング・ジャンプなどの動作において非常に重要な役割を担っています。

アキレス腱は人体の中でも特に大きな力を受ける腱の一つです。

そのため、繰り返しの運動や急激な負荷の増加によって、痛みや機能障害が生じることがあります。

こうした状態は一般的に「アキレス腱炎」と呼ばれています。

しかし、実際にはアキレス腱の痛みが必ずしも炎症だけによって生じているわけではありません。

近年では、腱の構造的な変化や負荷への適応能力なども含めて、**アキレス腱症(Achilles tendinopathy)**という名称が広く使用されています。

今回は愛知県豊川市小坂井町のふうりん接骨院が、アキレス腱炎・アキレス腱症の原因や症状、解剖学的な特徴、スポーツとの関係、リハビリテーション、セルフケアについて詳しく解説します。


1.アキレス腱炎とは?アキレス腱症との違い

アキレス腱炎とは、一般的にアキレス腱周囲に痛みが生じる状態を指す言葉です。

しかし、アキレス腱に痛みがあるからといって、必ずしも炎症が主な原因とは限りません。

特に慢性的なアキレス腱の痛みでは、腱組織の構造変化や負荷への適応能力の低下などが関係している場合があります。

そのため、現在ではアキレス腱症という名称が使用されることが多くなっています。

アキレス腱炎とアキレス腱症の違い

アキレス腱炎

アキレス腱に炎症が関係している状態を指す言葉です。

ただし、一般的にアキレス腱炎と呼ばれる症状の中には、明確な炎症が確認されないものも含まれています。

アキレス腱症

アキレス腱に痛みや機能障害が生じている状態を広く表す名称です。

腱の構造的な変化、負荷への反応、疼痛などが関係します。

なお、アキレス腱症には炎症性の反応がまったく存在しないという意味ではありません。

炎症だけでは説明できない複雑な状態であると考えることが重要です。


2.アキレス腱の解剖学|人体最大級の腱

アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉とかかとの骨をつなぐ非常に強い腱です。

主に腓腹筋とヒラメ筋の腱が合流して形成されています。

この2つの筋肉を合わせて下腿三頭筋と呼びます。

腓腹筋とは?

腓腹筋は、ふくらはぎの表層に位置する筋肉です。

内側頭と外側頭の2つの筋頭を持っています。

大腿骨の遠位部付近から始まり、アキレス腱を介して踵骨に付着します。

腓腹筋は膝関節と足関節の両方をまたぐ二関節筋です。

そのため、主に次の動きに関係しています。

  • 足関節の底屈
  • 膝関節の屈曲
  • 歩行やランニングでの蹴り出し
  • ジャンプ動作
  • 着地時の力の制御

特に膝関節が伸びた状態では、腓腹筋が伸張されやすくなります。

ヒラメ筋とは?

ヒラメ筋は、腓腹筋の深層に位置する筋肉です。

主に脛骨や腓骨から始まり、アキレス腱を介して踵骨に付着します。

ヒラメ筋は足関節をまたぐ単関節筋です。

膝関節の角度による筋長の変化が、腓腹筋ほど大きくないことが特徴です。

ヒラメ筋は、立位姿勢の維持や歩行時の足関節のコントロールなどに重要な役割を担っています。

腓腹筋とヒラメ筋の違い

腓腹筋は膝関節と足関節の両方に関係するのに対し、ヒラメ筋は主に足関節に作用します。

そのため、膝を伸ばした状態と曲げた状態では、ふくらはぎの筋肉への負荷のかかり方が変化します。

アキレス腱のリハビリテーションでは、この違いを考慮することがあります。


3.アキレス腱の構造と特徴

アキレス腱は、主にコラーゲン線維によって構成されています。

特にⅠ型コラーゲンが多く含まれ、強い張力に耐える構造をしています。

腱は筋肉が発生させた力を骨へ伝える役割を持っています。

また、アキレス腱は単に力を伝えるだけでなく、弾性エネルギーを蓄え、再利用する働きも持っています。

アキレス腱の弾性エネルギー

ランニングやジャンプでは、着地時にアキレス腱が伸張されます。

その際、腱には弾性エネルギーが蓄えられます。

続く蹴り出し動作では、そのエネルギーが運動に利用されます。

このような仕組みは、効率的な移動やジャンプ動作に関係しています。

アキレス腱はどのくらい強い?

アキレス腱は非常に強い腱ですが、運動中には体重の何倍もの負荷が加わることがあります。

負荷の大きさは、歩行速度、ランニング速度、ジャンプ動作、筋力などによって異なります。

そのため、アキレス腱には大きな負荷に対応する能力が求められます。


4.アキレス腱炎・アキレス腱症が起こる原因

アキレス腱症は、さまざまな要因が関係して発生すると考えられています。

特に重要なのが、アキレス腱に加わる負荷と、その負荷に対応する能力のバランスです。

① 急激な運動量の増加

アキレス腱症の発症に関係する要因の一つが、急激な運動負荷の増加です。

例えば、普段あまり走っていない方が突然長距離を走った場合や、ジャンプ練習の回数を急激に増やした場合などです。

腱は運動による負荷に適応する能力を持っています。

しかし、負荷の増加が急激すぎると、十分に適応できず、痛みが生じる可能性があります。

② ランニングやジャンプの繰り返し

ランニングでは、着地と蹴り出しのたびにアキレス腱へ負荷が加わります。

また、ジャンプ動作では、下腿三頭筋とアキレス腱が大きな力を発揮します。

こうした負荷が繰り返されることで、腱の状態に影響する場合があります。

ただし、ランニングやジャンプ自体が悪いわけではありません。

適切な負荷は、腱の機能を維持・向上させるためにも重要です。

③ 足関節の可動域

足関節の背屈可動域は、歩行やランニング、しゃがみ込みなどの動作に関係しています。

足関節の背屈が制限されている場合、動作パターンや負荷の分布が変化することがあります。

ただし、背屈制限があることだけでアキレス腱症の原因と判断することはできません。

④ ふくらはぎの筋力や持久力

腓腹筋やヒラメ筋は、アキレス腱を介して力を伝えています。

そのため、下腿三頭筋の筋力や持久力は、アキレス腱の負荷への対応能力と関係しています。

筋力が十分でない場合や、疲労によって筋機能が低下した場合には、運動動作に影響する可能性があります。

⑤ 年齢や身体的要因

アキレス腱症には、年齢、体格、既往歴、代謝性疾患なども関係する場合があります。

また、一部の薬剤が腱障害のリスクに関係することも知られています。

特にフルオロキノロン系抗菌薬の使用後に腱の痛みが生じた場合には、医師へ相談することが重要です。


5.アキレス腱炎の主な症状

アキレス腱症では、かかとの後ろからふくらはぎの下部にかけて痛みが現れることがあります。

症状の出方には個人差があります。

朝起きたときの痛み

アキレス腱症では、朝起きて最初に歩く際に痛みやこわばりを感じることがあります。

しばらく歩くと症状が軽減する場合もあります。

ただし、動き始めの痛みは他の疾患でも現れるため、症状だけで判断することはできません。

運動開始時の痛み

ランニングを始めた直後に痛みがあり、身体が温まると軽減する場合があります。

しかし、痛みが軽減したからといって、腱に問題がないとは限りません。

運動後の痛み

運動中は問題がなくても、運動後や翌朝に痛みが強くなる場合があります。

これは運動負荷への反応を考えるうえで重要な情報です。

アキレス腱の圧痛

アキレス腱を触ると、特定の部分に痛みが現れる場合があります。

また、腱が局所的に太くなっていることもあります。

つま先立ちでの痛み

つま先立ちでは、腓腹筋やヒラメ筋が働き、アキレス腱に張力が加わります。

そのため、アキレス腱症ではつま先立ちで痛みが現れる場合があります。


6.アキレス腱症は痛む場所によって種類が異なる

アキレス腱症は、主に痛みが現れる場所によって分類されます。

代表的なのが、アキレス腱中央部の障害と付着部の障害です。

アキレス腱中央部の障害

アキレス腱中央部の障害は、一般的に踵骨への付着部から約2〜6cm上方に生じることが多いとされています。

この部分に痛みや腱の肥厚が認められる場合があります。

ランニングやジャンプなどの繰り返しの負荷が関係することがあります。

アキレス腱付着部の障害

アキレス腱付着部の障害は、アキレス腱が踵骨に付着する部分に生じます。

この部分では、腱に加わる張力だけでなく、足関節背屈時の圧迫負荷も関係します。

特に足関節を深く背屈させる動作では、アキレス腱付着部に圧迫が加わる場合があります。

そのため、中央部のアキレス腱症と付着部のアキレス腱症では、運動療法の内容を調整する必要があります。

付着部に痛みがある方が、段差から踵を深く下げるストレッチや運動を自己判断で行うことは避けましょう。


7.ランニングとアキレス腱炎の関係

アキレス腱症は、ランナーにみられる代表的なオーバーユース障害の一つです。

ランニングでは、着地から蹴り出しまでの間にアキレス腱へ繰り返し負荷が加わります。

着地動作とアキレス腱

ランニングでは、足が地面に接地した際に、下腿三頭筋とアキレス腱が負荷を受けます。

このとき、筋腱複合体は身体の動きを制御しながら、次の蹴り出しに必要な力を発揮します。

着地方法や走行速度によって、アキレス腱への負荷は変化します。

フォアフット着地

フォアフット着地とは、足の前方から接地する走り方です。

この着地方法では、足関節底屈筋群やアキレス腱への負荷が大きくなる場合があります。

ただし、フォアフット着地が必ずしも悪いわけではありません。

走り方の変更によって、身体の別の部位に負荷が移動することもあります。

そのため、痛みがあるからといって、自己判断で急激にフォームを変更することはおすすめできません。

ランニング量の調整

アキレス腱に痛みがある場合には、走行距離だけでなく、速度、坂道、インターバル走などの負荷も考慮する必要があります。

特に坂道ダッシュやスプリントでは、アキレス腱に大きな負荷が加わる場合があります。

症状の程度に応じて、運動量を調整することが重要です。


8.ジャンプスポーツとアキレス腱炎

アキレス腱は、ジャンプ動作でも重要な役割を担っています。

バスケットボール、バレーボール、陸上競技、体操などでは、ジャンプと着地を繰り返す場面があります。

ジャンプ時のアキレス腱の働き

ジャンプでは、股関節、膝関節、足関節が協調して伸展することで、身体を上方へ移動させます。

足関節では、腓腹筋やヒラメ筋が働き、アキレス腱を介して力が伝わります。

着地時のアキレス腱の働き

着地時には、下腿三頭筋が足関節の動きを制御します。

このとき、アキレス腱には大きな張力が加わります。

ジャンプや着地を繰り返すスポーツでは、こうした負荷への対応能力が重要になります。


9.ボルダリングとアキレス腱炎の関係

ボルダリングでは、指や肩だけでなく、足関節やアキレス腱にも負荷が加わります。

特に小さなホールドに立つ動作や、つま先で身体を押し上げる動作では、下腿三頭筋が働きます。

小さなホールドに立つ動作

ボルダリングでは、足の前方を小さなホールドに乗せる場面があります。

このとき、足関節底屈筋群が身体を支えるために働きます。

特に踵が下がるような姿勢では、アキレス腱に張力が加わる場合があります。

ハイステップと足関節

ハイステップでは、高い位置のホールドに足を乗せ、身体を引き上げます。

この動作では、股関節や膝関節だけでなく、足関節の動きも関係します。

足関節の背屈が大きくなる姿勢では、アキレス腱付着部への圧迫負荷が増える場合があります。

トゥーフックとの関係

トゥーフックでは、足の甲側をホールドに引っかけて身体を保持します。

主に足関節背屈筋群などが働きますが、足関節の位置や身体の動きによっては、アキレス腱周囲にも負荷が加わる可能性があります。

ただし、トゥーフックそのものがアキレス腱症の代表的な原因として確立されているわけではありません。

ヒールフックとの関係

ヒールフックでは、踵をホールドに引っかけて身体を引き寄せます。

主に膝関節屈筋群や股関節周囲筋が働きます。

足関節の位置によっては、アキレス腱周囲に張力や圧迫が加わる場合があります。

ただし、ヒールフックで痛みが出る場合には、アキレス腱だけでなく他の組織の障害も考える必要があります。

ボルダリングシューズの影響

クライミングシューズは、足先の感覚やホールドへの力の伝達を重視した設計になっています。

シューズの形状やサイズによっては、踵周囲が圧迫される場合があります。

特にアキレス腱付着部に痛みがある場合には、シューズのヒールカップが症状に影響する可能性があります。

そのため、足の形状に合ったシューズを選ぶことも重要です。


10.アキレス腱炎と足関節の可動域

足関節の背屈可動域は、歩行、ランニング、しゃがみ込み、ジャンプなどに関係しています。

背屈とは、足の甲をすねに近づける動きです。

背屈制限がある場合

足関節の背屈が制限されている場合、歩行やしゃがみ込みなどの動作パターンが変化することがあります。

例えば、しゃがみ込む際に踵が浮きやすくなったり、膝や股関節の動きが変化したりする場合があります。

ただし、背屈可動域が小さいことが、必ずしもアキレス腱症の直接的な原因になるわけではありません。

背屈が大きければよいわけではない

アキレス腱付着部に痛みがある場合には、深い背屈によって付着部への圧迫負荷が増えることがあります。

そのため、単純に背屈可動域を広げればよいとは限りません。

痛みの場所や腱の状態に応じて、運動の範囲を調整することが重要です。


11.アキレス腱炎とふくらはぎの筋力

アキレス腱症のリハビリテーションでは、下腿三頭筋の筋力や持久力が重要になります。

特に腓腹筋とヒラメ筋は、アキレス腱を介して踵骨へ力を伝えています。

カーフレイズとは?

カーフレイズは、踵を持ち上げる運動です。

腓腹筋やヒラメ筋を中心とした足関節底屈筋群に負荷を加えることができます。

膝を伸ばしたカーフレイズ

膝を伸ばした状態では、腓腹筋とヒラメ筋の両方が働きます。

膝を曲げたカーフレイズ

膝を曲げることで腓腹筋の筋長が短くなり、相対的にヒラメ筋の働きが重要になります。

ただし、どちらの運動でも両方の筋肉が完全に分離して働くわけではありません。

腱には適切な負荷が必要

アキレス腱症では、完全な安静だけでなく、状態に応じた段階的な負荷運動が重要とされています。

腱は適切な機械的負荷に反応して適応する性質を持っています。

ただし、負荷が強すぎると症状が悪化する場合があります。

痛みの程度や翌朝の反応などを確認しながら、負荷を調整することが大切です。


12.アキレス腱炎の検査と診断

アキレス腱に痛みがある場合には、整形外科での診察が重要です。

診察では、痛みの場所、症状が始まった時期、運動歴、足関節の可動域、筋力などを確認します。

触診

アキレス腱のどの部分に痛みがあるのかを確認します。

中央部と付着部では、考えられる障害や負荷の調整方法が異なる場合があります。

片脚カーフレイズ

片脚で踵を持ち上げる動作を確認することで、足関節底屈筋群の機能を評価することがあります。

ただし、強い痛みがある場合やアキレス腱断裂が疑われる場合には、無理に行うべきではありません。

超音波検査

超音波検査では、アキレス腱の肥厚や構造変化などを確認できる場合があります。

MRI検査

MRIは、腱の状態や周囲組織の障害を確認するために使用されることがあります。

ただし、画像上の変化が必ずしも痛みの程度と一致するわけではありません。


13.アキレス腱炎と間違えやすい疾患

アキレス腱周囲に痛みがある場合、他の疾患が関係している可能性もあります。

アキレス腱断裂

アキレス腱断裂は、アキレス腱が部分的または完全に断裂する状態です。

スポーツ中に突然「後ろから蹴られたような感覚」が生じることがあります。

また、断裂時に音が聞こえる場合もあります。

アキレス腱断裂が疑われる場合には、速やかに整形外科を受診する必要があります。

なお、断裂していても歩ける場合があるため、歩行可能であることだけで断裂を否定することはできません。

アキレス腱周囲炎

アキレス腱を取り囲む組織に炎症や刺激が生じる状態です。

アキレス腱症と似た症状が現れることがあります。

踵骨後部滑液包炎

アキレス腱と踵骨の間にある滑液包に炎症が生じる状態です。

かかとの後方に痛みが現れることがあります。

ハグルンド変形

踵骨後上部の骨の突出が関係する状態です。

靴との摩擦やアキレス腱付着部周囲の痛みに関係する場合があります。

セーバー病

成長期の子どもにみられる踵の痛みの原因の一つです。

踵骨骨端部への繰り返しの負荷が関係します。

特にスポーツ活動が活発な成長期の子どもでは、アキレス腱症との鑑別が重要です。


14.アキレス腱炎の治療方法

アキレス腱症の治療では、症状の程度や経過に応じて保存療法が検討されます。

負荷量の調整

まずは、症状を強く誘発する動作や運動量を確認します。

ランニングでは、走行距離や速度、坂道などの負荷を調整する場合があります。

ボルダリングでは、つま先で強く踏み込む動作や、アキレス腱に大きな負荷が加わる課題を一時的に制限することがあります。

運動療法

アキレス腱症では、段階的な筋力トレーニングが重要な治療手段の一つです。

特に下腿三頭筋への負荷運動が用いられます。

運動方法には、等尺性運動、遠心性運動、重い負荷を用いた筋力トレーニングなどがあります。

ただし、特定の運動方法がすべての方に最適とは限りません。

症状や腱の状態に合わせて選択することが重要です。

医療機関での治療

症状によっては、医師の判断で薬物療法やその他の治療が検討されることがあります。

長期間症状が続く場合や保存療法で十分な改善が得られない場合には、専門医による追加の評価が必要です。


15.アキレス腱炎のセルフケア

アキレス腱に痛みがある場合には、症状を悪化させない範囲で身体を動かすことが大切です。

ただし、急な受傷で断裂が疑われる場合には、以下の運動を行わず、速やかに医療機関を受診してください。

① 運動量を調整する

痛みが強くなる運動や、翌朝の症状が悪化する運動は、負荷を見直す必要があります。

特に急激な運動量の増加は避けましょう。

② 平地での軽いカーフレイズ

症状が落ち着いており、医療機関などで運動が許可されている場合には、平地での軽いカーフレイズから始める方法があります。

壁や手すりにつかまり、両脚でゆっくり踵を持ち上げます。

痛みが強くならない範囲で行いましょう。

なお、運動回数や負荷は個人の状態によって調整が必要です。

③ 靴の確認

踵周囲が強く圧迫される靴や、症状を誘発する靴を使用している場合には、形状やサイズを見直しましょう。

特にアキレス腱付着部に痛みがある場合には、靴の踵部分との接触が影響することがあります。

④ ストレッチは状態に合わせる

ふくらはぎのストレッチが役立つ場合もありますが、すべてのアキレス腱症に適しているわけではありません。

特に付着部に痛みがある場合には、深い背屈によって症状が悪化する可能性があります。

そのため、無理に踵を下げるストレッチは避ける必要があります。


16.アキレス腱炎からスポーツ復帰するために

スポーツ復帰を目指す場合には、痛みの軽減だけでなく、アキレス腱が競技に必要な負荷へ対応できるかを確認することが重要です。

第1段階:痛みを悪化させない活動量の確保

まずは、症状を強く誘発する運動を調整します。

ただし、必要以上の安静によって筋力や運動能力が低下することもあるため、状態に応じた活動量を維持することが大切です。

第2段階:下腿三頭筋の筋力改善

腓腹筋やヒラメ筋の筋力を段階的に高めていきます。

両脚でのカーフレイズから片脚での運動へ進めるなど、状態に応じて負荷を調整します。

第3段階:弾性エネルギーを利用する動作

症状や筋機能が十分に改善した段階では、ジャンプやホッピングなどの動作を取り入れる場合があります。

これらの運動では、アキレス腱に大きな負荷が加わります。

そのため、十分な準備が必要です。

第4段階:競技動作への復帰

ランニングでは、走行距離や速度を段階的に増やします。

ボルダリングでは、負荷の小さい課題から始め、徐々に踏み込みやダイナミックな動作を取り入れます。

復帰の判断では、運動中の痛みだけでなく、運動後や翌朝の症状も確認することが重要です。


17.豊川市のふうりん接骨院が考えるアキレス腱の痛みへのアプローチ

愛知県豊川市小坂井町にあるふうりん接骨院では、スポーツによるアキレス腱周囲の痛みや身体の動かしにくさについて、足関節だけでなく下肢全体の動きにも着目しています。

アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉と踵骨をつなぎ、歩行やランニング、ジャンプなどの動作に関係しています。

そのため、アキレス腱周囲の痛みを考える際には、痛みのある部分だけでなく、足関節の動きや筋力、身体全体の動作を確認することも重要です。

足関節の可動域の確認

足関節の背屈や底屈などの動きを確認します。

また、左右差や動作時の痛みなどにも着目します。

ふくらはぎの筋機能の確認

腓腹筋やヒラメ筋の働き、つま先立ち動作などを確認します。

ただし、強い痛みがある場合には、無理に負荷を加えることは避けます。

歩行やスポーツ動作の確認

歩行時の荷重移動や、スポーツ動作での足関節の使い方などを確認します。

ボルダリングやランニングなど、競技によって必要な身体機能は異なります。

身体の状態に合わせたケアと運動指導

ふうりん接骨院では、一人ひとりの身体の状態やスポーツ活動を考慮しながら、身体のケアや運動指導を行っています。

なお、アキレス腱断裂などの外傷や、医学的な検査・診断が必要な状態が疑われる場合には、整形外科での診察が重要です。


18.アキレス腱炎に関するよくある質問

Q.アキレス腱炎は自然に治りますか?

症状の程度や原因によって異なります。

運動量の調整などによって症状が軽減する場合もありますが、慢性的なアキレス腱症では、適切な負荷管理や運動療法が必要になることがあります。

Q.アキレス腱炎はストレッチで治りますか?

ストレッチだけで改善するとは限りません。

特にアキレス腱付着部に痛みがある場合には、深い背屈を伴うストレッチによって症状が悪化する可能性があります。

Q.アキレス腱炎でもランニングできますか?

症状の程度や負荷への反応によって異なります。

軽い運動が可能な場合もありますが、痛みが強くなる場合や翌朝の症状が悪化する場合には、運動量の調整が必要です。

Q.アキレス腱炎とアキレス腱断裂は違いますか?

異なる状態です。

アキレス腱症は、腱に痛みや機能障害が生じる状態です。

一方、アキレス腱断裂は腱の連続性が部分的または完全に失われる外傷です。

突然の強い痛みや断裂感がある場合には、速やかに医療機関を受診する必要があります。

Q.アキレス腱炎はボルダリングでも起こりますか?

ボルダリングでは、つま先でホールドを押す動作や、足関節を大きく動かす場面があります。

そのため、アキレス腱周囲に負荷が加わることがあります。

ただし、ボルダリングが直接アキレス腱症を引き起こすと断定することはできません。


19.まとめ|アキレス腱の痛みは負荷管理と身体機能が重要

アキレス腱は、腓腹筋とヒラメ筋の力を踵骨へ伝える重要な組織です。

歩行、ランニング、ジャンプなどの動作では、アキレス腱に大きな負荷が加わります。

アキレス腱炎・アキレス腱症は、こうした負荷と腱の対応能力のバランスが崩れることなどによって生じる場合があります。

また、アキレス腱症には中央部と付着部の障害があり、痛みの場所によって適切な運動方法が異なることがあります。

特に付着部に痛みがある場合には、深い背屈を伴う運動に注意が必要です。

ランニングやジャンプ、ボルダリングなどのスポーツを行っている方は、運動量や身体の状態を確認しながら、適切に負荷を調整することが重要です。

愛知県豊川市のふうりん接骨院では、足関節や下腿の筋機能、身体全体の動作などにも着目しながら、スポーツに取り組む方の身体のケアや運動指導を行っています。

アキレス腱周囲の痛みやスポーツ中の違和感でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

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ふうりん接骨院
住所:愛知県豊川市小坂井町大堀38−1
モデスト コザカイ 102
電話番号:0533-95-0192


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