【モートン病とは?】足指の付け根が痛い・しびれる原因を解説|豊川市のふうりん接骨院
2026/10/17
「歩いていると足の指の付け根が痛くなる」
「足裏に小石が挟まっているような違和感がある」
「つま先に電気が走るような痛みを感じる」
「ボルダリングシューズを履くと足先がしびれる」
このような症状で悩んでいませんか?
足の裏や足指の付け根に痛みが現れる原因はさまざまですが、その一つに**モートン病(Morton's neuroma)**があります。
モートン病は、足指へ向かう神経が中足骨の間で繰り返し圧迫や刺激を受けることなどによって、足の指の付け根に痛みやしびれが生じる状態です。
特に第3趾と第4趾の間に症状が現れやすいことが知られています。
一般的には、幅の狭い靴やハイヒールとの関係が知られていますが、ランニングやボルダリングなど、足の前方に負担がかかるスポーツでも注意したい障害の一つです。
今回は、愛知県豊川市小坂井町のふうりん接骨院が、モートン病の解剖学的な特徴、発生メカニズム、症状、他の足部障害との違い、スポーツとの関係、セルフケアについて詳しく解説します。
1.モートン病とは?足の神経に起こる障害
モートン病は、足の指へ向かう神経が中足骨頭付近で刺激を受け、前足部に痛みやしびれなどが生じる疾患です。
英語では「Morton's neuroma」と呼ばれます。
Neuromaは神経腫を意味しますが、モートン病は一般的な腫瘍とは異なります。
実際には、神経周囲の線維化や神経組織の変化などが関係する状態と考えられています。
なぜ足指の間に症状が出るのか?
足の裏には、足底神経と呼ばれる神経が走行しています。
足底神経は、脛骨神経から分岐し、足底の筋肉や皮膚などに分布しています。
そのうち足指へ向かう神経は、中足骨の間を通過します。
この部分では、神経が中足骨頭や深横中足靱帯などの周囲組織と近接しています。
歩行やスポーツ動作で繰り返し負荷が加わることで、神経が刺激される場合があります。
特に第3・第4中足骨間では、モートン病が発生しやすいことが知られています。
2.足の解剖学から考えるモートン病
モートン病を理解するためには、足の骨格と神経の位置関係を知ることが重要です。
中足骨とは?
足には5本の中足骨があります。
中足骨は、足根骨と足指の骨をつなぐ細長い骨です。
歩行時には、足部の荷重を支えたり、地面を蹴り出す動作に関わったりしています。
中足骨の先端部分は「中足骨頭」と呼ばれます。
この中足骨頭付近は、歩行やランニングで大きな負荷を受ける部分です。
深横中足靱帯とは?
深横中足靱帯は、中足骨頭付近を横方向につなぐ靱帯です。
中足骨頭の位置関係を保ち、前足部の構造を支える役割があります。
足指へ向かう神経は、この靱帯の足底側を通過します。
そのため、神経の周囲で機械的な刺激が生じる可能性があります。
総底側趾神経とは?
総底側趾神経は、足指へ向かう感覚神経です。
モートン病では、特に第3・第4趾へ向かう神経の周囲に変化が生じることが多くあります。
その結果、足指の付け根や隣接する足指に痛み、しびれ、灼熱感などが現れる場合があります。
ただし、症状の出る場所には個人差があります。
3.モートン病の主な症状
モートン病では、足指の付け根にさまざまな症状が現れます。
① 足指の付け根の痛み
最も代表的なのが、前足部の痛みです。
特に第3趾と第4趾の間に痛みが現れることがあります。
歩行中や長時間の立位で症状が強くなる場合があります。
② 足指のしびれ
神経が関係するため、足指にしびれが生じることがあります。
第3趾と第4趾の向かい合う部分に症状が現れることが多いですが、他の足指に広がる場合もあります。
③ 電気が走るような痛み
モートン病では、鋭い痛みや電撃痛が生じることがあります。
「ビリッとする」「針で刺されたような感じがする」と表現される場合もあります。
④ 足裏に小石が入っているような違和感
靴の中に小石が入っているような感覚や、靴下が丸まっているような違和感が生じる場合があります。
実際には異物が入っていなくても、このような感覚が現れることがあります。
⑤ 靴を脱ぐと楽になる
幅の狭い靴やハイヒールなどで症状が悪化し、靴を脱ぐと軽減する場合があります。
ただし、症状が進行すると、靴を脱いでも痛みやしびれが残ることがあります。
4.モートン病が起こる原因とは?
モートン病は、一つの原因だけで発生するとは限りません。
足の形状、靴、歩行動作、繰り返しの負荷など、さまざまな要因が関係すると考えられています。
① 幅の狭い靴
つま先部分が狭い靴では、中足骨頭周囲が圧迫されやすくなります。
その結果、足指へ向かう神経への刺激が増える可能性があります。
特に足幅に合わない靴を長時間履いている場合には注意が必要です。
② ハイヒール
ハイヒールでは、足の前方に体重が集中しやすくなります。
そのため、中足骨頭周囲に大きな負荷が加わる場合があります。
さらに、つま先部分が狭い靴では、前足部への圧迫も加わります。
③ 繰り返しの前足部荷重
歩行やランニングでは、足の前方に体重が移動する局面があります。
特に蹴り出しの際には、中足骨頭周囲に大きな負荷が加わります。
こうした負荷が繰り返されることで、前足部の神経や周囲組織に刺激が加わる可能性があります。
ただし、ランニングそのものがモートン病を直接引き起こすと断定することはできません。
④ 足部の形状や機能
扁平足、開張足、足指の変形などが前足部の荷重分布に影響する場合があります。
特に開張足では、前足部の横方向の構造が変化し、中足骨頭周囲の負荷が変わることがあります。
ただし、開張足がある方すべてにモートン病が発生するわけではありません。
5.ボルダリングとモートン病の関係
ふうりん接骨院では、ボルダリングなどのスポーツに取り組む方の身体のケアにも力を入れています。
ボルダリングでは、足指や前足部を使って小さなホールドに体重を乗せる場面が多くあります。
そのため、前足部に大きな負荷が加わることがあります。
クライミングシューズによる圧迫
ボルダリングシューズは、足先の感覚やホールドへの力の伝達を重視した設計になっています。
一般的な運動靴と比較して、足先がタイトなものも多くあります。
特にダウントウ形状のシューズでは、足指が曲がった状態になりやすく、前足部に圧迫が加わる場合があります。
足の形状に合っていないシューズを使用すると、足指の付け根や神経周囲に負担がかかる可能性があります。
小さなホールドに立つ動作
ボルダリングでは、非常に小さなホールドに足を乗せることがあります。
このような場面では、足の前方に体重を集中させる必要があります。
特に母趾側や中足骨頭付近に荷重が集中することがあります。
足の使い方やシューズの形状によって、前足部の負荷は変化します。
長時間のシューズ着用
タイトなクライミングシューズを長時間履き続けることで、足指や前足部への圧迫が続く場合があります。
特に足先のしびれや痛みがある場合には、シューズのサイズや形状を見直すことが重要です。
ボルダリング中に足先がしびれたら?
ボルダリング中に足指のしびれや電撃痛が現れた場合には、無理に登り続けないことが大切です。
まずはシューズを脱ぎ、足への圧迫を減らしましょう。
症状が繰り返される場合や、靴を脱いでもしびれが続く場合には、整形外科での診察をおすすめします。
6.ランニングとモートン病
ランニングでは、着地から蹴り出しまでの間に足部へ繰り返し負荷が加わります。
特に前足部で着地する走り方では、中足骨頭周囲への負荷が大きくなる場合があります。
ただし、前足部着地が必ずしも悪いわけではありません。
ランニングフォームには個人差があり、速度やシューズ、身体機能などによって負荷のかかり方が変化します。
ランニングシューズの重要性
足幅に合わないシューズや、つま先部分が狭いシューズでは、前足部への圧迫が強くなる場合があります。
また、シューズの構造によって足底への荷重分布が変わることがあります。
足指の付け根に痛みがある場合には、シューズのサイズや形状を確認することも重要です。
7.モートン病と開張足の関係
開張足とは、前足部の横アーチが低下した状態を指す言葉です。
足には、内側縦アーチ、外側縦アーチ、横アーチと呼ばれる構造があります。
これらは足部の荷重分散や衝撃への対応に関係しています。
横アーチとは?
横アーチは、足の幅方向に形成されるアーチ構造です。
中足骨の配列や靱帯、筋肉などによって支えられています。
横アーチの状態が変化すると、中足骨頭周囲の荷重分布にも影響する場合があります。
開張足があるとモートン病になる?
開張足とモートン病の関連が指摘されることはあります。
しかし、横アーチの低下だけでモートン病が発生するとは限りません。
足の形状に加えて、靴の圧迫、活動量、症状の出る動作などを総合的に考える必要があります。
8.モートン病と間違えやすい足の障害
足指の付け根が痛む場合、必ずしもモートン病とは限りません。
似た症状が現れる障害には、次のようなものがあります。
中足骨頭痛
中足骨頭周囲に負荷が集中することで、前足部に痛みが生じる状態です。
モートン病と異なり、必ずしも神経症状を伴うわけではありません。
中足骨疲労骨折
ランニングやジャンプなどの繰り返しの負荷によって、中足骨に疲労骨折が生じる場合があります。
特定の骨の部分に強い圧痛がある場合や、運動時の痛みが続く場合には注意が必要です。
足底板損傷
足指の付け根にある足底板と呼ばれる組織が損傷することで、痛みや不安定感が生じる場合があります。
特に第2中足趾節関節周囲に症状が現れることがあります。
足根管症候群
足首の内側を通る脛骨神経やその枝が圧迫されることで、足底にしびれや痛みが生じる状態です。
モートン病よりも広い範囲に症状が現れる場合があります。
フライバーグ病
中足骨頭に骨壊死などの変化が生じる疾患です。
特に第2中足骨頭に発生しやすいことが知られています。
足指の付け根の痛みが続く場合には、こうした疾患との鑑別も重要です。
9.モートン病の検査と診断
モートン病が疑われる場合には、整形外科での診察が重要です。
診察では、症状が現れる場所、靴との関係、歩行時の痛み、しびれの範囲などを確認します。
Mulderテスト
モートン病に関連する徒手検査の一つです。
前足部を左右から圧迫しながら、中足骨間に刺激を加えることで症状の再現を確認します。
場合によっては、クリック感が認められることがあります。
ただし、この検査だけでモートン病を確定することはできません。
超音波検査
超音波検査では、中足骨間の神経周囲に生じた組織の変化などを確認できる場合があります。
MRI検査
MRIは、神経周囲の病変や他の足部疾患との鑑別に役立つ場合があります。
ただし、画像上の変化が必ずしも症状の原因とは限らないため、診察所見と合わせた判断が必要です。
10.モートン病の治療方法
モートン病の治療では、症状の程度や経過に応じて保存療法が検討されます。
靴の見直し
つま先部分に十分な幅がある靴を選ぶことで、前足部への圧迫を減らせる場合があります。
特に足指が強く圧迫される靴は、症状を悪化させる可能性があります。
インソールや中足骨パッド
中足骨パッドなどを利用して、前足部の荷重分布を調整する方法があります。
適切な位置にパッドを設置することで、症状が軽減する場合があります。
ただし、位置が合わないと痛みが増すこともあるため、専門家に相談することが望ましいでしょう。
活動量の調整
症状を強く誘発する運動や長時間の歩行を一時的に調整することがあります。
スポーツを行っている場合には、競技の負荷や練習量を見直すことも重要です。
医療機関での治療
保存療法で十分な改善が得られない場合には、医師の判断によって注射療法などが検討されることがあります。
症状が強く、保存療法で改善が得られない場合には、手術療法が選択肢となることもあります。
治療方法にはそれぞれ利点とリスクがあるため、専門医と相談して決定することが大切です。
11.足指の筋肉とモートン病の関係
足には多くの小さな筋肉が存在しています。
これらは足指の運動や足部の安定性に関わっています。
虫様筋
虫様筋は、足指の付け根の関節を曲げたり、足指の関節運動を調整したりする筋肉です。
骨間筋
骨間筋は、足指を開いたり閉じたりする動作に関わっています。
また、足指の付け根の関節を安定させる働きにも関係しています。
足底の内在筋
足底には、短趾屈筋、母趾外転筋、小趾外転筋などの筋肉があります。
これらは足部の運動やアーチ機能の維持に関わっています。
ただし、足の内在筋を鍛えることでモートン病そのものが治ると断定することはできません。
運動療法は、足部の機能や荷重のかかり方を考えるうえでの補助的な手段の一つです。
12.モートン病と歩行時の重心移動
歩行時には、足底の荷重位置が変化します。
一般的には、踵から接地し、足底全体へ荷重が移動した後、前足部を使って蹴り出す動作が行われます。
この過程では、中足骨頭周囲にも負荷が加わります。
蹴り出し時の負荷
歩行の終盤では、足の前方に体重が移動します。
その際、中足趾節関節が伸展し、足底の組織に張力が加わります。
足部の形状や歩行動作によって、各中足骨頭にかかる負荷は変化します。
重心移動を確認する理由
足指の付け根に痛みがある場合には、どの部分に負荷が集中しているのかを確認することが役立つ場合があります。
ただし、歩行時の重心移動だけでモートン病の原因を特定することはできません。
靴や活動量、神経症状なども合わせて考えることが重要です。
13.モートン病のセルフケア
モートン病が疑われる場合には、まず足への圧迫や過剰な負荷を減らすことが大切です。
① 靴のサイズを確認する
足長だけでなく、足幅やつま先部分の形状も確認しましょう。
足指が強く圧迫されない靴を選ぶことが重要です。
② 長時間の前足部荷重を調整する
長時間のつま先立ちや、足の前方に負荷が集中する運動で症状が悪化する場合には、活動量を調整しましょう。
③ 痛みを伴うマッサージを避ける
神経症状がある部分を強く押したり、無理に刺激したりすると、症状が悪化する可能性があります。
特に電撃痛やしびれがある場合には注意が必要です。
④ 足部の運動を無理なく行う
足指の曲げ伸ばしや、足部の軽い運動などは、状態によって取り入れられる場合があります。
ただし、運動によってしびれや痛みが強くなる場合には中止しましょう。
⑤ 症状が続く場合は医療機関へ
足指のしびれが続く場合や、歩行に支障が出る場合には、整形外科での診察を受けることをおすすめします。
14.豊川市のふうりん接骨院が考える足の痛みへのアプローチ
愛知県豊川市小坂井町にあるふうりん接骨院では、スポーツによる足の痛みや身体の動かしにくさについて、足部だけでなく下肢全体の動きにも着目しています。
足は、立つ・歩く・走る・跳ぶなど、さまざまな動作で身体を支える重要な部位です。
そのため、足の痛みを考える際には、痛みのある場所だけでなく、身体全体の動作を確認することも大切だと考えています。
足部の荷重状態の確認
立位や歩行時に、足のどの部分へ負荷がかかっているのかを確認します。
足指の動きの確認
足指の曲げ伸ばしや、中足趾節関節の動きなどを確認します。
足関節の可動域の確認
足関節の背屈や底屈などの動きを確認します。
足関節の可動域は、歩行やスポーツ動作に関係しています。
下肢全体の動きの確認
膝関節や股関節の動き、身体の重心移動などにも着目します。
スポーツ動作に合わせた身体のケア
ボルダリングやランニングなど、競技によって足部に求められる働きは異なります。
ふうりん接骨院では、それぞれの競技特性を考慮しながら、身体の状態に合わせたケアや運動指導を行っています。
なお、モートン病の確定診断や神経の病変そのものに対する医学的治療は、医療機関で行われます。
モートン病が疑われる場合には、整形外科での診察が重要です。
15.モートン病に関するよくある質問
Q.モートン病は自然に治りますか?
症状の程度や経過によって異なります。
靴の見直しや活動量の調整などによって症状が軽減する場合があります。
ただし、長期間続く症状や強い神経症状がある場合には、医療機関での診察が必要です。
Q.モートン病は両足に起こりますか?
片足に発生することが多いですが、両足に症状が現れる場合もあります。
Q.モートン病はボルダリングを続けても大丈夫ですか?
症状の程度によって異なります。
特にタイトなクライミングシューズで症状が悪化する場合には、シューズや活動量の調整が必要です。
痛みやしびれを我慢して競技を続けることは避けましょう。
Q.モートン病と足底腱膜炎は違いますか?
異なる疾患です。
モートン病は主に前足部の神経周囲に生じる障害です。
一方、足底腱膜炎では踵付近や足底腱膜に沿った痛みが現れることが多くあります。
ただし、痛みの場所には個人差があるため、症状だけで判断することはできません。
Q.モートン病は手術が必要ですか?
必ずしも手術が必要になるわけではありません。
まずは靴の調整や保存療法などが検討されることが一般的です。
症状が強く、保存療法で改善が得られない場合には、手術が選択肢となることもあります。
16.まとめ|足指の付け根の痛みやしびれには注意
モートン病は、足指へ向かう神経が中足骨間で刺激を受けることなどによって、前足部に痛みやしびれが生じる疾患です。
特に第3趾と第4趾の間に症状が現れやすく、歩行時の痛みや電撃痛、足裏に小石が入っているような違和感などが特徴として知られています。
また、幅の狭い靴やハイヒールだけでなく、ボルダリングやランニングなど、前足部に負荷が加わるスポーツでも注意が必要です。
足指の付け根に痛みやしびれがある場合には、モートン病以外の疾患が関係している可能性もあります。
そのため、症状が続く場合には自己判断せず、整形外科での診察を受けることが大切です。
愛知県豊川市のふうりん接骨院では、足部の動きや荷重状態、下肢全体の運動などにも着目しながら、身体のケアや運動指導を行っています。
スポーツ中の足の違和感や、歩行時の足部の負担についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
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ふうりん接骨院
住所:愛知県豊川市小坂井町大堀38−1
モデスト コザカイ 102
電話番号:0533-95-0192
豊川にてスポーツ特化の施術
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