ふうりん接骨院

【バスケットボールで膝が痛い!ジャンプ・着地・切り返し動作に潜む膝痛の原因とは?】

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【バスケットボールで膝が痛い!ジャンプ・着地・切り返し動作に潜む膝痛の原因とは?】

【バスケットボールで膝が痛い!ジャンプ・着地・切り返し動作に潜む膝痛の原因とは?】

2026/10/27

はじめに|バスケットボールで膝が痛くなるのはなぜ?

 

バスケットボールをしていて、こんな経験はありませんか?

 

・ジャンプして着地すると膝が痛い

・ダッシュから急停止すると膝の前側が痛む

・ディフェンスで横方向に動くと膝に違和感がある

・練習後になると膝のお皿の下が痛くなる

・スクワットや階段の昇り降りでも膝が痛い

・休むと痛みが落ち着くのに、練習を再開すると再び痛くなる

 

バスケットボールは、走る・跳ぶ・止まる・方向転換するといった動作を繰り返すスポーツです。

 

特にジャンプからの着地、急停止、切り返し動作では、膝関節に大きな負荷がかかります。

 

そのため、バスケットボールでは膝蓋腱障害(ジャンパー膝)、オスグッド・シュラッター病、膝蓋大腿関節痛、半月板損傷、前十字靱帯損傷など、さまざまな膝の問題が起こることがあります。

 

しかし、ここで考えていただきたいことがあります。

 

膝が痛いからといって、必ずしも膝だけに原因があるとは限りません。

 

例えば、足首が十分に曲がらない状態でジャンプから着地すると、身体は別の関節を使って衝撃を吸収しようとします。

 

股関節がうまく使えなければ、膝に負担が集中する動作になることもあります。

 

また、体幹や骨盤のコントロールが不十分な場合、着地時に膝が内側へ入りやすくなることもあります。

 

愛知県豊川市のふうりん接骨院では、スポーツによる身体の不調に対して、痛みのある部分だけでなく、関節の可動域や身体全体の動作にも着目しています。

 

今回は、バスケットボールで膝が痛くなる原因について、解剖学的な特徴からスポーツ動作、セルフケアまで詳しく解説していきます。

 


1.バスケットボールはなぜ膝に負担がかかりやすいのか?

 

① ジャンプと着地による繰り返しの負荷

 

バスケットボールでは、シュート、リバウンド、ブロックなど、ジャンプ動作が頻繁に行われます。

 

ジャンプするときには、股関節・膝関節・足関節を連動させながら地面を押し、身体を上方向へ加速させます。

 

このとき、大腿四頭筋や下腿三頭筋、大殿筋などが働きます。

 

特に大腿四頭筋は、膝関節を伸ばすために重要な筋肉です。

 

大腿四頭筋の力は膝蓋骨と膝蓋腱を介して脛骨へ伝わります。

 

ジャンプ動作を繰り返すことで、この膝蓋腱に大きな負荷が加わります。

 

さらに、着地時には身体の下降速度を減速させる必要があります。

 

そのため、大腿四頭筋は伸ばされながら力を発揮する遠心性収縮を行います。

 

このような負荷が繰り返され、腱の回復能力を超える状態が続くと、膝蓋腱障害につながることがあります。

 

ただし、ジャンプそのものが悪いわけではありません。

 

重要なのは、ジャンプの回数や強度、練習量、筋力、回復状況などのバランスです。

 

② 急停止による膝への負担

 

バスケットボールでは、全力で走った直後に急停止する場面が多くあります。

 

例えば、速攻からのストップ、シュート前の減速、ディフェンス時の切り返しなどです。

 

走っている身体を止めるためには、前方向へ進もうとする運動エネルギーを筋肉や関節で吸収する必要があります。

 

このとき重要になるのが、股関節・膝関節・足関節の協調した働きです。

 

膝だけで減速しようとすると、膝関節周囲に負荷が集中しやすくなる場合があります。

 

一方、股関節を適切に曲げ、体幹の位置をコントロールできると、股関節周囲の筋肉も減速に参加できます。

 

つまり、急停止動作では、膝だけでなく股関節や体幹の働きも重要なのです。

 

③ 切り返し動作による回旋ストレス

 

バスケットボールでは、相手をかわすために素早く方向を変える必要があります。

 

この方向転換では、身体の重心を移動させながら、足部で床を押して進行方向を変えます。

 

しかし、足が床に接地した状態で身体だけが大きく回旋すると、膝関節に回旋方向のストレスが加わることがあります。

 

特に、急激な減速と方向転換が組み合わさる動作では、前十字靱帯や半月板などへの負担に注意が必要です。

 

膝関節は屈曲・伸展を中心に動く関節ですが、実際には屈曲角度に応じて一定の回旋運動も伴います。

 

そのため、回旋がすべて悪いわけではありません。

 

重要なのは、身体全体の動きと膝関節に加わる力を適切にコントロールすることです。

 


2.バスケットボールで起こりやすい5つの膝の障害

 

① ジャンパー膝(膝蓋腱障害)

 

ジャンパー膝は、バスケットボールやバレーボールなど、ジャンプを繰り返す競技で多くみられる膝の問題です。

 

主に膝蓋骨の下端付近から膝蓋腱に痛みが生じます。

 

主な特徴

・膝のお皿のすぐ下が痛い

・ジャンプや着地で痛みが出る

・ダッシュや急停止で痛みが出る

・膝蓋腱を押すと痛みがある

・練習開始時や練習後に痛みが出る

 

膝蓋腱は、大腿四頭筋が発揮した力を脛骨へ伝える重要な組織です。

 

ジャンプや着地を繰り返すことで、膝蓋腱には繰り返し引っ張る力が加わります。

 

負荷と回復のバランスが崩れると、腱の構造や痛みの感じ方に変化が生じることがあります。

 

☆注意したいポイント

 

ジャンパー膝では、単純に太ももの前側をストレッチするだけでは十分でない場合があります。

 

膝蓋腱に加わる負荷を調整しながら、段階的に筋力やジャンプ能力を高めることが重要です。

 

また、痛みのある部位が似ていても、成長期の選手では別の問題が隠れている可能性があります。

 


② オスグッド・シュラッター病

 

オスグッド病は、成長期のスポーツ選手に多くみられる膝の障害です。

 

特に、走る・跳ぶ・蹴る動作を繰り返す競技で起こりやすく、バスケットボールでも注意が必要です。

 

主な特徴

・膝のお皿より少し下の骨が痛い

・脛骨粗面が出っ張っている

・ダッシュやジャンプで痛い

・正座や膝立ちで痛みが出る

・運動後に痛みが強くなる

 

オスグッド病では、大腿四頭筋の収縮によって膝蓋腱を介した牽引力が脛骨粗面に加わります。

 

成長期の脛骨粗面には、骨が成熟する前の骨端軟骨が存在しています。

 

この部分に繰り返し牽引ストレスが加わることで、痛みや炎症性の変化が生じると考えられています。

 

■成長痛だから仕方ない?

 

オスグッド病は成長期に起こりやすい問題ですが、単純に「成長痛だから我慢するしかない」と考えることは適切ではありません。

 

練習量や運動強度の調整、柔軟性、筋力、動作の特徴などを確認することが大切です。

 

特に、しゃがむ動作で踵が浮いてしまう選手や、股関節を十分に使えない選手では、足関節や股関節の機能を確認する価値があります。

 

ただし、これらの動作の特徴が必ずオスグッド病の原因になるわけではありません。

 

成長段階や練習量なども含め、総合的に考える必要があります。

 


③ 膝蓋大腿関節痛

 

膝蓋大腿関節痛は、膝のお皿の周囲や奥に痛みを感じる状態です。

 

バスケットボールでは、ジャンプ、着地、スクワット、階段昇降などで症状が出ることがあります。

 

主な特徴

・膝のお皿の周囲が痛い

・深くしゃがむと痛い

・階段を降りると痛い

・長時間座った後に違和感がある

・ランニングやジャンプで痛みが出る

 

膝蓋骨は、大腿骨の前面にある滑車溝に沿って動きます。

 

膝を曲げ伸ばしすると、膝蓋骨と大腿骨の間には接触力が生じます。

 

この力自体は正常な関節機能の一部です。

 

しかし、運動負荷の増加や筋力の不足、動作の特徴などが重なることで、膝蓋大腿関節周囲に痛みが生じる場合があります。

 

■股関節との関係

 

膝蓋大腿関節痛では、股関節周囲の筋力や下肢の運動制御が関係する場合があります。

 

例えば、片脚スクワットで膝が大きく内側へ入る選手では、股関節や体幹のコントロールを確認することがあります。

 

ただし、膝が内側へ入る動作があるからといって、必ず痛みが生じるわけではありません。

 

痛みの有無、運動量、筋力、関節の状態を含めた評価が必要です。

 


④ 半月板損傷

 

半月板は、膝関節の大腿骨と脛骨の間に存在する線維軟骨性の組織です。

 

内側半月板と外側半月板があり、荷重分散や関節の安定性に関係しています。

 

バスケットボールでは、方向転換や着地などで膝に強い回旋ストレスが加わった際に損傷することがあります。

 

主な特徴

・膝の内側または外側が痛い

・膝をひねった後から痛みが出た

・膝が腫れる

・曲げ伸ばしで引っかかる感じがある

・膝が途中で動かなくなることがある

 

特に、膝が実際に伸びなくなるロッキング症状がある場合には注意が必要です。

 

半月板損傷が疑われる場合は、整形外科での診察や必要に応じた画像検査が重要になります。

 


⑤ 前十字靱帯損傷

 

前十字靱帯は、膝関節の内部に存在する重要な靱帯です。

 

主に脛骨が大腿骨に対して前方へ移動することを制限し、膝の回旋安定性にも関係しています。

 

バスケットボールでは、ジャンプ着地、急停止、方向転換などで損傷することがあります。

 

主な特徴

・着地や切り返しで膝をひねった

・膝の中で音や感覚があった

・短時間で膝が腫れてきた

・膝が不安定に感じる

・膝が抜けるような感覚がある

 

前十字靱帯損傷は、必ずしも相手選手との接触によって起こるわけではありません。

 

非接触の着地や方向転換でも発生することがあります。

 

受傷後に強い腫れや不安定感がある場合は、プレーを中止し、速やかに整形外科を受診しましょう。

 

また、体重をかけられない、明らかな変形がある、膝が伸びない場合も医療機関での評価が必要です。

 


3.膝が痛い原因は膝だけではない?運動連鎖という考え方

 

バスケットボールの膝痛を考えるうえで重要なのが、運動連鎖という考え方です。

 

運動連鎖とは、身体の各関節や筋肉が互いに影響しながら動作を行う仕組みのことです。

 

ジャンプや着地では、足部・足関節・膝関節・股関節・骨盤・体幹が連動して働きます。

 

例えば、着地動作を考えてみましょう。

 

足が床に接地すると、床から身体へ反力が加わります。

 

身体は股関節、膝関節、足関節を曲げながら、筋肉の働きによって衝撃を吸収します。

 

このとき、各関節が適切に動くことで、身体全体で負荷を分担できます。

 

しかし、特定の関節の動きが制限されていたり、筋力が不足していたりすると、負荷の分担が変化することがあります。

 

ここからは、膝以外の関節がどのように関係するのかを解説します。

 


4.足関節の硬さとバスケットボールの膝痛

 

■足首の背屈とは?

 

足関節の背屈とは、足の甲をすねに近づける方向の動きです。

 

スクワットや着地動作では、足を床につけた状態で脛骨が前方へ傾くため、足関節の背屈が必要になります。

 

この動きが制限されていると、深くしゃがみにくくなったり、着地時の動作が変化したりすることがあります。

 

例えば、次のような特徴がみられる場合があります。

・しゃがむと踵が浮く

・膝を前方へ移動させにくい

・スクワットで身体が後方へ倒れやすい

・着地時に股関節や膝関節の動きが変化する

 

ただし、これらの特徴は足関節の硬さだけで起こるわけではありません。

 

筋力やバランス能力、身体の使い方も関係します。

 

■足関節の背屈制限があるとどうなる?

 

着地では、足関節が背屈しながら身体の下降を受け止めます。

 

背屈が制限されている場合、着地時の膝や股関節の角度、体幹の位置などが変化する可能性があります。

 

結果として、膝関節に加わる力の方向や大きさが変わることがあります。

 

ただし、足首が硬いから必ず膝を痛めるというわけではありません。

 

大切なのは、実際のスポーツ動作でどのような影響が出ているのかを確認することです。

 

■足関節のセルフチェック

 

壁の前に立ち、片足を前に出します。

 

踵を床につけたまま、膝を壁へ近づけてみましょう。

 

このとき、踵が浮かずに膝を前へ移動できるか確認します。

 

左右で大きな差がある場合や、足首の前側に詰まり感がある場合には、足関節の状態を確認する手がかりになります。

 

ただし、このチェックだけで異常や病気を判断することはできません。

 

足首に痛みがある場合は無理に動かさないようにしてください。

 


5.股関節の機能が膝の負担に関係する理由

 

股関節は、骨盤と大腿骨によって構成される関節です。

 

屈曲・伸展、外転・内転、外旋・内旋など、多方向への動きが可能です。

 

バスケットボールでは、ジャンプ、着地、切り返し、ディフェンス姿勢など、さまざまな場面で股関節が働きます。

 

① 股関節の屈曲と着地動作

 

ジャンプから着地するときには、股関節を曲げることで身体の下降を受け止めます。

 

このとき、大殿筋を中心とした股関節伸展筋群が、身体の動きを制御する役割を担います。

 

股関節を十分に使わず、膝を中心に減速する動作では、膝伸展筋群に求められる仕事量が増える場合があります。

 

一方、股関節を適切に使うことで、股関節周囲の筋肉も衝撃吸収に参加できます。

 

ただし、膝を深く曲げること自体が悪いわけではありません。

 

スポーツ動作では、競技の目的に応じて膝関節と股関節を使い分けることが重要です。

 

② 股関節の内旋・外旋と方向転換

 

バスケットボールでは、横方向への移動や切り返しが頻繁に行われます。

 

これらの動作では、股関節の回旋可動域と筋力が重要になります。

 

股関節の回旋可動域が制限されている場合、方向転換時に骨盤や膝関節の動きが変化することがあります。

 

また、股関節周囲の筋力が不足している場合、片脚支持時の骨盤や大腿骨のコントロールが難しくなることもあります。

 

③ 中殿筋と膝の位置

 

中殿筋は、主に股関節の外転に関係する筋肉です。

 

片脚立位では、骨盤の左右方向の安定性にも関係しています。

 

バスケットボールの着地や切り返しでは、片脚で身体を支える場面が多くあります。

 

そのため、中殿筋を含む股関節周囲筋の働きが重要です。

 

ただし、膝の位置は中殿筋だけで決まるわけではありません。

 

大殿筋、内転筋群、大腿四頭筋、足部の機能、体幹の動きなど、多くの要素が関係しています。

 


6.着地時に膝が内側へ入る「ニーイン」とは?

 

ニーインとは、動作中に膝が内側へ移動する状態を指す言葉です。

 

スポーツ現場では、ジャンプ着地や片脚スクワットの評価でよく使われます。

 

特に、股関節の内転・内旋や膝関節の外反などが組み合わさる動作は、ダイナミックニーインと呼ばれることがあります。

 

■ニーインはすべて悪い?

 

ここは誤解されやすい部分です。

 

膝が内側へ入る動作がみられても、必ず痛みや障害につながるわけではありません。

 

また、正常なスポーツ動作の中でも、膝の位置は常に一定ではありません。

 

重要なのは、動作の大きさ、速度、筋力、負荷、疲労などを含めて考えることです。

 

特に急激な減速や着地では、膝の外反や回旋に加わる負荷が前十字靱帯損傷のリスクに関係することがあります。

 

そのため、スポーツ障害の予防では、膝の位置だけを意識するのではなく、全身の運動制御を高めることが重要になります。

 

■ニーインがみられる選手で確認したいこと

・股関節周囲の筋力

・足関節の背屈可動域

・片脚立位でのバランス能力

・体幹の位置

・着地時の重心移動

・疲労による動作の変化

 

これらを確認することで、選手ごとの動作の特徴を把握しやすくなります。

 


7.体幹と骨盤のコントロールも重要

 

膝の動きを考えるとき、体幹と骨盤の働きも無視できません。

 

例えば、片脚着地をした際に体幹が大きく横へ傾くと、身体の重心と膝関節の位置関係が変化します。

 

その結果、膝に加わる力の方向が変わることがあります。

 

また、骨盤が大きく傾く場合には、股関節周囲の筋肉が十分に働いていない可能性も考えられます。

 

ただし、体幹の傾きや骨盤の動きには競技特有の特徴もあります。

 

そのため、単純に身体を真っすぐにすればよいというものではありません。

 

重要なのは、競技動作に必要な範囲で身体をコントロールできることです。

 

■バスケットボールで重要な体幹機能

 

バスケットボールでは、次のような能力が求められます。

・ジャンプ中の姿勢制御

・着地時の重心コントロール

・接触プレーでの身体の安定性

・急停止時の減速能力

・方向転換時の身体の連動

 

体幹の筋力だけでなく、実際のスポーツ動作の中で力を発揮できることが重要です。

 


8.膝の負担を減らすために取り入れたい運動

 

ここからは、バスケットボール選手が取り入れやすい運動を紹介します。

 

ただし、現在膝に痛みがある場合は、痛みの原因や状態によって適切な運動が異なります。

 

無理に運動を続けず、必要に応じて専門家へ相談してください。

 

① 足関節の背屈エクササイズ

 

壁の前に立ち、片足を前に出します。

 

踵を床につけたまま、膝をゆっくり前方へ移動させます。

 

足首の動きを確認しながら、無理のない範囲で繰り返しましょう。

 

目安は左右10回程度です。

 

足首の前側に痛みや強い詰まり感がある場合は中止してください。

 

② 股関節を意識したスクワット

 

足を肩幅程度に開き、ゆっくりしゃがみます。

 

このとき、股関節と膝関節を協調させて曲げることを意識します。

 

膝だけを前に出すことが悪いわけではありませんが、股関節を十分に使えているか確認することが大切です。

 

まずは痛みのない範囲で8〜10回程度から始めましょう。

 

③ 片脚立位でのバランストレーニング

 

片脚で立ち、骨盤や体幹の位置を確認します。

 

慣れてきたら、反対側の脚を前後左右へゆっくり動かしてみましょう。

 

片脚で身体を支える能力は、バスケットボールの着地や切り返しでも重要になります。

 

ただし、バランス能力だけを高めれば膝の障害を予防できるわけではありません。

 

筋力やジャンプ動作の練習などと組み合わせることが大切です。

 

④ 着地動作の練習

 

痛みがなく、基本的な筋力や動作が確保できている場合には、低いジャンプから着地動作を練習する方法があります。

 

最初は両脚での着地から始め、股関節・膝関節・足関節を協調させて衝撃を吸収します。

 

着地音を小さくすることを意識すると、動作の調整につながる場合があります。

 

ただし、着地音だけで適切な着地を判断することはできません。

 

膝に痛みがある場合や、靱帯損傷後などでは、自己判断でジャンプ練習を行わないようにしてください。

 


9.膝の痛みがあるとき、練習は続けてもいい?

 

バスケットボールをしている学生や保護者から多い質問の一つが、膝が痛くても練習を続けてよいのかというものです。

 

結論からいうと、痛みの原因や程度によって判断が異なります。

 

例えば、膝蓋腱障害のような負荷に関連する問題では、完全な安静だけでなく、運動負荷を調整しながら段階的に回復を目指すことがあります。

 

一方、靱帯損傷や半月板損傷、骨折などが疑われる場合には、運動を中止して医療機関で評価を受ける必要があります。

 

特に次のような場合は注意してください。

・急に強い痛みが出た

・膝が大きく腫れている

・体重をかけることが難しい

・膝が抜けるような感覚がある

・膝が途中で引っかかり、伸ばせない

・安静にしていても強い痛みがある

・発熱や膝の熱感、赤みがある

 

このような症状がある場合は、速やかに医療機関へ相談しましょう。

 

また、成長期の選手では、痛みを我慢しながら練習を続けることで症状が長引くこともあります。

 

練習を休むことへの不安がある場合でも、まずは身体の状態を確認することが重要です。

 


10.バスケットボールの膝痛を繰り返さないために

 

膝の痛みが落ち着いたとしても、すぐに以前と同じ練習量へ戻すことが適切とは限りません。

 

特に、ジャンプや切り返しを繰り返す競技では、段階的に運動負荷を高めることが重要です。

 

① 練習量を確認する

 

膝の痛みが出る前に、練習量が急に増えていなかったか確認しましょう。

 

例えば、試合が続いた、練習時間が増えた、自主練習を追加したなどの変化です。

 

急激な負荷の増加は、身体の回復能力を超える要因になることがあります。

 

② 筋力を確認する

 

大腿四頭筋やハムストリングス、大殿筋、下腿三頭筋などの筋力は、ジャンプや着地に重要です。

 

痛みが落ち着いていても、必要な筋力が十分に回復していない場合があります。

 

そのため、競技復帰では痛みだけでなく、筋力や運動能力も確認することが大切です。

 

③ ジャンプ・着地・切り返しを段階的に練習する

 

最初は基本的なスクワットや筋力トレーニングから始め、状態に応じてジャンプや着地動作へ進めていきます。

 

さらに、片脚着地、方向転換、競技に近いスピードでの動作などへ段階的に移行します。

 

ただし、進め方は障害の種類や回復状況によって異なります。

 

特に靱帯損傷後や手術後は、医師やリハビリテーション担当者の指示に従うことが重要です。

 


11.ふうりん接骨院が重視するスポーツ動作の評価

 

愛知県豊川市のふうりん接骨院では、スポーツによる身体の不調に対して、痛みのある部分だけでなく、身体全体の動きにも着目しています。

 

例えば、バスケットボールで膝が痛い場合、膝関節の状態だけでなく、足関節や股関節の可動域、筋力、身体の使い方などを確認することが大切だと考えています。

 

① 関節の可動域を確認する

 

足関節の背屈、股関節の屈曲・伸展・内旋・外旋など、スポーツ動作に必要な関節の動きを確認します。

 

左右差がある場合には、その違いが実際の動作にどのように関係しているのかを考えます。

 

② スクワットなどの基本動作を確認する

 

スクワットは、股関節・膝関節・足関節の協調性を確認する方法の一つです。

 

しゃがむときに踵が浮く、身体が後方へ倒れる、左右で動きが異なるなど、さまざまな特徴がみられる場合があります。

 

ただし、スクワットだけでスポーツ障害の原因を特定できるわけではありません。

 

③ 片脚動作や重心移動を確認する

 

バスケットボールでは、片脚で身体を支える場面が多くあります。

 

そのため、片脚立位や片脚スクワットなどを通して、股関節・膝関節・足関節の動きや体幹のコントロールを確認することがあります。

 

④ スポーツ復帰を見据えた運動指導

 

スポーツによる膝の不調では、痛みへの対応だけでなく、競技に必要な身体機能を考えることが重要です。

 

ふうりん接骨院では、身体の状態に応じて、関節の動きや筋力、運動動作などに着目したケアや運動指導を行っています。

 

なお、骨折や靱帯損傷などが疑われる場合や、画像検査が必要と考えられる場合には、整形外科などの医療機関での評価が重要です。

 


12.豊川市でバスケットボールによる膝の痛みにお悩みの方へ

 

バスケットボールで膝が痛くなる原因は、一つではありません。

 

ジャンパー膝やオスグッド病などの負荷に関連する問題もあれば、半月板損傷や前十字靱帯損傷など、適切な医学的評価が必要な問題もあります。

 

また、膝関節だけでなく、足関節や股関節、骨盤、体幹の機能がスポーツ動作に関係することもあります。

 

そのため、膝の痛みを考える際には、痛む場所だけでなく、どのような動作で痛みが出るのか、どの程度の運動負荷がかかっているのかを確認することが重要です。

 

ふうりん接骨院では、スポーツを続ける方の身体の状態や動作に着目し、一人ひとりに合わせたケアや運動指導を大切にしています。

 

豊川市でバスケットボールによる膝の痛みや、ジャンプ・着地時の違和感、スポーツ中の身体の使い方についてお悩みの方は、お気軽にご相談ください。

 

愛知県豊川市小坂井町|ふうりん接骨院

スポーツによる身体の不調から、日常生活で感じる関節や筋肉の違和感まで、身体の状態に合わせたサポートを行っています。

 


まとめ|バスケットボールの膝痛は全身の動きから考える

 

バスケットボールでは、ジャンプ、着地、急停止、切り返しなどによって膝に繰り返し負荷が加わります。

 

膝の痛みには、ジャンパー膝、オスグッド病、膝蓋大腿関節痛など、さまざまな原因が考えられます。

 

また、足関節の背屈可動域や股関節の筋力、体幹のコントロールなどが、膝に加わる負荷と関係する場合もあります。

 

重要なのは、痛みのある部分だけを見るのではなく、スポーツ動作全体を確認することです。

 

「なぜ、その動作で膝に負担がかかるのか?」

その疑問を持つことが、身体の状態を理解し、適切なケアや運動方法を考える第一歩になります。

 

バスケットボールを長く楽しむためにも、膝の痛みを我慢せず、身体の状態に目を向けてみましょう。

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ふうりん接骨院
住所:愛知県豊川市小坂井町大堀38−1
モデスト コザカイ 102
電話番号:0533-95-0192


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